01芸者衆はお辞儀をして入り、料理の途中で「お座敷をつける」
踊りを披露することを、花柳界では「お座敷をつける」と言います。
芸者衆は、お客様が席に着くとすぐにお座敷へ入ります。入る時は必ずお辞儀をし、座ってからもう一度お辞儀をして「いらっしゃいませ」と言います。三代目は、それ以上の仰々しい挨拶はしないと話しています。あくまで主役はお客様で、場を壊さないことが芸者衆にはとても大切だからです。
お座敷は料理と並んで進みます。踊りを披露することを、花柳界では「お座敷をつける」と言います。三代目によると、お座敷がつくのは椀・刺・焼のあたりが多く、入ってから 20 分ほどたった頃です。芸者衆は準備のためにいったん部屋を出て、5 分もかからずに踊りが始まります。踊りは 1 曲 3 分ほどです。
見習いも芸者衆と一緒にお辞儀をしますが、「いらっしゃいませ」とは言わず、一番最後に入ります。都鳥の女将が見習いに教えている作法です。





