秋の浅草で紅葉狩り!浅草寺から隅田川まで楽しむ名所完全ガイド
公開日 2025年9月8日 最終更新日 2026年9月3日
浅草の紅葉は、例年11月中旬に色づきはじめ、11月下旬から12月上旬に見頃を迎えます。浅草で待合茶屋を営む私たち都鳥が、浅草寺や隅田公園といった定番から両国・向島の庭園まで紅葉の名所5か所と、人力車・水上バス・着物散策といった浅草らしい楽しみ方、各スポットへのアクセスを地元の目で案内します。
1. 浅草の紅葉の見頃はいつ?
まず気になるのは見頃の時期。浅草周辺の紅葉は、例年11月中旬ごろから色づきはじめ、11月下旬から12月上旬にかけてピークを迎えます。都心の紅葉は山あいより遅めで、師走の声を聞いてもまだ楽しめる年が多いのが特徴です。
色づきの進み方は秋の気温次第です。一般に、最低気温が8度を下回る日が続くと葉の色が変わりはじめ、5〜6度の日が続くと一気に見頃へ進むといわれます。
1.1 例年の見頃時期の傾向
浅草エリアでは、樹木の種類によって時期が少しずつずれます。代表的な木々の目安がこちらです。
| 樹木の種類 | 色づき始め | 見頃のピーク |
|---|---|---|
| イチョウ(浅草寺など) | 11月中旬~ | 11月下旬~12月上旬 |
| モミジ・カエデ | 11月中旬~ | 11月下旬~12月上旬 |
| サクラ(隅田公園など) | 10月下旬~ | 11月中旬~11月下旬 |
浅草寺境内のイチョウは、見頃になると地面まで黄金色に染め上げます。隅田公園では、江戸から続く隅田堤の桜の葉が色づく「桜紅葉(さくらもみじ)」がひと足早い秋の楽しみ。桜は紅葉も早いので、11月中旬までに歩くならこちらが主役です。
1.2 最新情報を確認する際のポイント
見頃はその年の天候、特に気温と日照に左右されます。出かける直前に、その年の紅葉情報を確かめるのが確実です。
日本気象協会などのウェブサイトでは、各地の見頃予想と色づき状況が随時更新されています。いちばん美しい時期を狙うなら、この確認をお忘れなく。
2. 浅草の紅葉 おすすめ名所5選
浅草の秋は、歴史ある建物や庭園が紅葉でいっそう趣を増します。にぎやかな中心部から、少し足を延ばして静かに眺められる庭園まで、紅葉の名所を5つ選びました。
2.1 浅草寺 境内を彩る紅葉と五重塔
浅草の象徴・浅草寺は、秋になると境内の木々が色づきます。本堂や五重塔の朱色に、イチョウの黄金色とモミジの赤が重なる対比はここならでは。仲見世通りのにぎわいとあわせて、江戸情緒の中で秋の深まりを感じられる場所です。
| 例年の見頃 | 主な木の種類 | 特徴 |
|---|---|---|
| 11月下旬~12月上旬 | イチョウ、モミジ、サクラ | 朱色の建造物と紅葉のコントラスト |
2.2 隅田公園 隅田川とスカイツリーを望む紅葉
隅田川の両岸に広がる隅田公園は、春の桜だけでなく秋も見応えがあります。桜並木の葉が赤や黄に染まり、東京スカイツリーを背景にした景観が広がります。川沿いを歩きながら、あるいは水上バスの上から。開放感のある紅葉狩りができるのがこの公園の持ち味です。
| 例年の見頃 | 主な木の種類 | 特徴 |
|---|---|---|
| 11月中旬~12月上旬 | サクラ、イチョウ、ケヤキ | 隅田川と東京スカイツリーとの共演 |
2.3 待乳山聖天 落ち着いた雰囲気の穴場紅葉スポット
浅草寺の支院・待乳山聖天は、喧騒から少し離れた小高い丘の上にあります。境内から隅田川を見下ろせて、秋にはイチョウなどが色づきます。静けさの中でゆっくり秋の景色を眺めたい人には、5か所の中でいちばんの穴場です。
| 例年の見頃 | 主な木の種類 | 特徴 |
|---|---|---|
| 11月下旬~12月上旬 | イチョウ、モミジ | 静かで落ち着いた雰囲気の穴場 |
2.4 旧安田庭園 都心に佇む美しい日本庭園の紅葉
両国の旧安田庭園は、かつて隅田川の水を引き入れていた潮入回遊式庭園です。池のまわりのモミジやハゼノキが色づき、水面に映る「逆さ紅葉」が見事。都心にいることを忘れる静けさで、浅草からの寄り道にちょうどいい距離です。
| 例年の見頃 | 主な木の種類 | 特徴 |
|---|---|---|
| 11月下旬~12月上旬 | モミジ、ハゼノキ、イチョウ | 潮入回遊式庭園の美しい紅葉 |
2.5 向島百花園 歴史ある庭園で楽しむ秋の草花と紅葉
江戸時代に開かれた向島百花園は、国の名勝および史跡に指定された由緒ある庭園です。モミジやハゼノキに加えて、萩をはじめ秋の草花も同時に楽しめるのがここの個性。江戸の町人文化が育てた庭で、風情ある秋の散策ができます。
| 例年の見頃 | 主な木の種類 | 特徴 |
|---|---|---|
| 11月中旬~12月中旬 | モミジ、ハゼノキ、イチョウ、ウメ | 江戸時代からの歴史ある庭園、秋の草花も豊富 |
3. 浅草の紅葉をより楽しむ方法
浅草の紅葉は、歩いて眺めるだけではもったいない街です。視点と装いを変えるだけで、同じ紅葉がまるで違って見えます。浅草らしい楽しみ方を三つ紹介します。
3.1 人力車で巡る紅葉めぐり
俥夫の案内を聞きながら、人混みを避けて名所を巡れるのが人力車の良さです。地上より少し高い目線から見る街並みと紅葉には独特の趣があり、徒歩では気づかない撮影向きの場所へ連れて行ってくれることもあります。
○ 人力車で巡るおすすめコース
行き先は俥夫と相談しながら自由に組めます。紅葉の時期なら、こんな回り方が定番です。
| 回り方の例 | 見どころ |
|---|---|
| 浅草寺〜二天門かいわい | 境内のイチョウやモミジと歴史的建造物の対比。二天門周辺の紅葉は特に見事です。 |
| 隅田公園〜隅田川沿い | 川沿いの紅葉並木と東京スカイツリーの共演を間近に。開放感のある道行きです。 |
3.2 屋形船や水上バスから眺める隅田川の紅葉
水の上から見る紅葉は、地上とはまったく別の景色です。隅田川の両岸に続く色づきを、水面の揺らぎとともに眺める時間はちょっとした贅沢。屋形船なら食事とあわせて、水上バスなら気軽なクルーズ気分で紅葉狩りができます。(東京都観光汽船(TOKYO CRUISE))
○ 水上からの紅葉鑑賞のポイント
狙い目は夕暮れ時です。夕日に照らされた紅葉と水面のきらめきが重なって、幻想的な眺めになります。屋形船に芸者衆を呼んで、船の上をお座敷に変える遊び方も浅草らしい選択です。私たち都鳥のような待合茶屋が受け継いできた、宴席と芸者遊びの文化と地続きの楽しみ方。
3.3 着物レンタルで紅葉散策
江戸の情緒が残る浅草の街並みに、着物姿はよく映えます。色づいた木々の中を着物で歩けば、写真の一枚一枚が絵になります。紅葉の赤や黄に合わせた色柄を選ぶのが、この時期ならではの装いの楽しみです。
○ 着物で歩きたい紅葉スポット
どこを切り取っても絵になりますが、紅葉との組み合わせが特に美しいのはこのあたりです。
- 浅草寺境内:朱塗りの本堂や五重塔を背景に、着物と紅葉の伝統美を一枚に収められます。
- 伝法院通り:江戸の街並みを模した通り。紅葉と着物姿が溶け込み、風情ある写真が撮れます。
- 隅田公園:開放的な園内をのんびり歩くのに向いています。東京スカイツリーを背景にした撮影も人気です。
4. 浅草の紅葉スポットへのアクセス情報
浅草には複数の鉄道路線が乗り入れていて、都内主要駅からの行き来は良好です。紅葉スポットの多くは「浅草駅」から徒歩圏なので、電車移動が基本。散策プランに合わせて駅とルートを選んでください。
4.1 主要紅葉スポットへのアクセス早見表
| スポット名 | 最寄り駅 | 駅からの徒歩時間の目安 |
|---|---|---|
| 浅草寺 | 東武スカイツリーライン「浅草駅」 東京メトロ銀座線「浅草駅」 都営浅草線「浅草駅」 つくばエクスプレス「浅草駅」 | 各駅から約5分〜10分 |
| 隅田公園 | 東武スカイツリーライン「浅草駅」 東京メトロ銀座線「浅草駅」 都営浅草線「浅草駅」 | 各駅から約3分〜5分 |
| 待乳山聖天 | 各線「浅草駅」 | 約10分 |
| 旧安田庭園 | JR総武線「両国駅」 都営大江戸線「両国駅」 | 約5分〜7分 |
| 向島百花園 | 東武スカイツリーライン「東向島駅」 京成押上線「京成曳舟駅」 | 約8分 約13分 |
4.2 都内の主要駅からのアクセス
出発地別の代表的なルートをまとめます。
📍 東京駅から浅草へ
JR山手線または京浜東北線で神田駅へ出て、東京メトロ銀座線に乗り換えるのが定番ルートです。所要は乗り換え込みで、約20〜25分が目安。
📍 新宿駅から浅草へ
JR中央線で神田駅へ行き、東京メトロ銀座線に乗り換えるのが早い行き方です。乗り換えなしなら都営大江戸線で蔵前駅下車という手もありますが、蔵前駅から浅草中心部までは徒歩15分ほどかかるので、歩く前提で選んでください。
📍 渋谷駅から浅草へ
東京メトロ銀座線なら乗り換えなしで浅草駅まで一本です。渋谷は始発駅なので、座って行きやすいのも利点。
4.3 空港からのアクセス
📍羽田空港・成田空港から
羽田空港からは京急線、成田空港からは京成線に、それぞれ都営浅草線へ直通する列車があり、うまく乗れば乗り換えなしで浅草駅に着きます。時間帯によっては途中乗り換えが必要な場合もあるので、乗車前に行き先表示を確かめてください。
5. まとめ
秋の浅草では、歴史ある寺社と庭園が紅葉に彩られます。浅草寺の五重塔と紅葉の対比、隅田川沿いでスカイツリーと望む桜紅葉——どちらもこの街ならではの眺めです。人力車や水上バス、着物姿での散策を組み合わせれば、紅葉狩りはさらに趣深くなります。見頃は例年11月下旬から12月上旬。直前の紅葉情報を確かめて、いちばん美しい浅草の秋を歩いてみてください。
都鳥について
1950年の創業以来、都鳥では一貫して本格的な芸者遊びをご提供してまいりました。
業界歴55年以上の元芸者の女将がいるのは、浅草でも都鳥だけ。
本物の芸者文化を、どうぞ都鳥でご体験ください。
創業1950年の都鳥で、芸者衆を呼ぶお座敷を。一日の締めくくりに。
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