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【2025年版】浅草の冬イベント完全ガイド!伝統の賑わいから初詣まで網羅

冬の浅草は、江戸から続く伝統行事と現代的な彩りが融合し、一年で最も風情ある季節を迎えます。本記事では、2025年の最新情報に基づき、12月の「羽子板市」やイルミネーション、新年の幕開けを祝う1月の「浅草寺初詣」や「浅草名所七福神めぐり」、そして福を呼び込む2月の「節分会」まで、冬に開催される主要な催しを完全網羅してご紹介いたします。各行事の見どころや日程はもちろん、混雑を避けて心静かに参拝するための秘訣、冷えた体を温める周辺の美味、冬ならではの屋形船の楽しみ方まで、浅草の冬を心ゆくまで満喫するための情報を余すところなくまとめました。この記事をお読みいただければ、冬の浅草観光の計画が円滑に進み、より一層思い出深いひとときをお過ごしいただけることをお約束いたします。

目次

1. 冬の浅草観光はこのイベントから

冬の浅草は、空気が澄みわたり、一年で最も江戸情緒が色濃く感じられる季節です。凛とした寒さの中に、年末年始ならではの活気と厳かな雰囲気が同居するのが、この時期の浅草の大きな魅力と言えるでしょう。世界中から多くの観光客が訪れる浅草ですが、冬にはまた特別な表情を見せてくれます。

12月の風物詩である「羽子板市」から始まり、新年を迎える「初詣」、そして春を呼ぶ「節分会」まで、浅草では歴史ある行事が続きます。この記事では、月ごとに冬の浅草を代表するイベントをご紹介します。まずは、どのような催しがあるのか、その概要をご覧ください。

1.1 冬の浅草イベントカレンダー

代表的なイベント主な見どころ
12月歳の市(羽子板市)
イルミネーション
江戸時代から続く年末の風物詩と、下町の夜を彩る光の競演を楽しめます。
1月浅草寺の初詣
浅草名所七福神めぐり
都内最古の寺院で新年を祝い、七福神をめぐって一年の福を願います。
2月浅草寺の節分会著名人による豆まきが行われ、多くの人々で賑わう伝統行事です。

これらの行事は、浅草の歴史と文化を肌で感じられる貴重な機会です。続く章では、それぞれのイベントの詳細や楽しみ方、周辺のおすすめ情報などを詳しく解説してまいります。

2. 【12月】クリスマスから年末まで楽しむ浅草のイベント

師走の浅草は、年の瀬ならではの活気と華やかさに包まれます。江戸時代から続く伝統的な市から、冬の夜を彩る光の祭典まで、この時期にしか味わえない特別な催しが目白押しです。クリスマスシーズンのきらめきと、新年に向かう厳かな雰囲気が融合した、12月の浅草の魅力をご紹介いたします。

2.1 羽子板市で感じる江戸の年末風景

浅草の年末の風物詩といえば、浅草寺境内で毎年12月17日から19日にかけて開かれる「歳の市(羽子板市)」です。 江戸時代から続くこの市は、もともと正月の縁起物を商う「歳の市」でしたが、次第に羽子板を扱う店が増え、「羽子板市」として親しまれるようになりました。 境内には数多くの羽子板の露店が立ち並び、歌舞伎役者を描いた絢爛豪華なものから、その年の世相を反映したユニークな変わり羽子板まで、多種多様な羽子板が所狭しと並びます。 店先で交わされる威勢の良い手締めの音は、年の瀬の訪れを感じさせ、江戸情緒あふれる賑わいを見せます。

開催期間開催場所時間
例年12月17日~12月19日浅草寺 境内午前9時頃~午後7時30分頃

2.2 浅草のイルミネーションスポット

和のイメージが強い浅草ですが、冬の夜は美しいイルミネーションもお楽しみいただけます。歴史ある建造物と現代的な光が織りなす、幻想的な風景は格別です

浅草寺では日没から午後11時頃まで、本堂や五重塔、宝蔵門などが毎日ライトアップされています。 冬の澄んだ空気の中、荘厳に浮かび上がるその姿は、昼間とはまた違った神聖な雰囲気を醸し出します。浅草から望む東京スカイツリー®も、クリスマスシーズンには特別なライティングで輝き、浅草の夜景に一層の彩りを添えます。

3. 【1月】初詣で新年を祝う浅草のイベント

新年を迎える1月の浅草は、一年で最も活気に満ちあふれる季節です。都内最古の寺院である浅草寺をはじめ、周辺の神社仏閣には多くの参拝客が訪れ、街全体が晴れやかな雰囲気に包まれます。新しい年の始まりを、歴史と伝統が息づく浅草で過ごしてみてはいかがでしょうか。

3.1 浅草寺の初詣 完全ガイド

浅草寺は、毎年のお正月に約300万人もの参拝者が訪れる、全国でも有数の初詣スポットです。 大晦日の夜から元旦にかけては特に賑わいを見せ、その活気はまさに圧巻の一言。多くの人々とともに新年を祝う一体感は、浅草寺ならではの醍醐味と言えるでしょう。

〇 参拝ルートと混雑回避のポイント

浅草寺への初詣は大変な混雑が予想されますが、いくつかのポイントを押さえることで、より円滑に参拝を進めることが可能です。特に三が日は、時間帯やルートを工夫することが重要です

一般的な参拝ルートは、雷門から仲見世通りを通り、宝蔵門を抜けて本堂へと至る道筋です。しかし、このルートは最も混雑するため、時間に余裕を持った計画が求められます。 参拝までに1時間から2時間以上を要することもあります。

混雑を少しでも避けるための具体的な方法を、以下の表にまとめました。

項目詳細
時間帯最も混雑が激しいのは、大晦日の深夜から元旦の未明、および三が日の日中(10時頃~16時頃)です。 比較的空いているのは、元旦であれば午前4時から7時頃、2日・3日であれば開門直後の早朝や夕方16時以降の時間帯です。
参拝ルート雷門からの正面ルートではなく、仲見世通りと並行する脇道や、二天門、西参道から境内へ向かうと、人波を避けやすい場合があります。
日程可能であれば、三が日を避けて1月4日以降に参拝すると、混雑が緩和され、比較的ゆったりとお参りできます。

〇 屋台と周辺グルメ情報

初詣の大きな楽しみの一つが、境内やその周辺に立ち並ぶ数々の屋台です。 大晦日の夜から出店が始まり、温かい甘酒やもつ煮込み、定番のたこ焼きや焼きそばなど、多彩な味が楽しめます。 威勢の良い呼び声が響き渡る中、熱々のグルメを味わえば、冬の寒さも和らぐことでしょう。屋台は例年1月5日頃まで出店しています。

また、仲見世通りのお店では、揚げまんじゅうなどの食べ歩きグルメも人気です。 周辺には、温かいおしるこを提供する甘味処や、老舗の蕎麦屋もございますので、冷えた体を温めるのに最適です。

3.2 浅草名所七福神めぐりコース

新しい年の福を呼び込む行事として、「浅草名所七福神めぐり」もおすすめです。一般的な七福神めぐりと異なり、浅草名所七福神では9つの寺社を巡るのが特徴で、より多くのご利益をいただけると言われています。 全行程は約4時間ほどで、浅草の様々な表情に触れながら、心地よい散策が楽しめます。

各寺社と祀られている神様は以下の通りです。

寺社名祀られている神様
浅草寺大黒天
浅草神社恵比須天
待乳山聖天毘沙門天
今戸神社福禄寿
橋場不動尊布袋尊
石浜神社寿老神
吉原神社弁財天
鷲神社寿老人
矢先稲荷神社福禄寿

福禄寿と寿老人がそれぞれ二箇所に祀られているのが、このコースのユニークな点です。 各寺社で御朱印をいただくこともできますので、一年の開運を祈願しながら巡ってみてはいかがでしょうか。

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2月のイベント・ 冬の浅草イベントとあわせて楽しみたいこと

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