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着物で浅草散策!一日中崩れないメイクのコツと裏技

着物での浅草散策、お写真もたくさん撮る特別な一日だからこそ、メイク崩れは絶対に避けたいものです。この記事では、汗や食べ歩き、マスクの摩擦にも負けない、着物メイク術を徹底解説いたします。崩れない秘訣は、朝の丁寧な仕込みと「薄く重ねて密着させる」テクニックにあります。これを読めば、一日中直しの手間なく、美しいままの自分で浅草散策を心からお楽しみいただけます。

1. はじめに 着物での浅草散策はメイク崩れとの戦い

艶やかな着物を身にまとい、歴史と活気が交差する浅草の街並みを歩く。雷門や仲見世通り、少し足を延せば隅田川のほとりなど、どこを切り取っても絵になる風景が広がります。せっかくの特別な日、最高の思い出を写真にも記憶にも美しく残したいものですよね。

しかし、多くの女性が直面するのが、「メイク崩れ」という避けられない課題です。慣れない着物や草履での移動は想像以上に汗をかきやすく、浅草名物の食べ歩きや、人混みでのマスク着用は、メイクにとって過酷な状況と言えます。

着物での浅草散策でよくあるメイクのお悩みを、以下にまとめてみました。

シチュエーションメイク崩れの具体的な悩み
たくさん歩いた後汗と皮脂でファンデーションが浮き、Tゾーンや小鼻周りがドロドロになってしまう。
食べ歩きを楽しんだ後揚げまんじゅうやメンチカツを楽しんだら、口元のリップがすっかり落ちて顔色が悪く見える。
夕方、写真を撮る時アイラインが滲んでパンダ目になり、チークも消えてしまい、朝の華やかさがなくなっている。

このような経験に、心当たりがある方も多いのではないでしょうか。時間が経つにつれて鏡を見るのが憂鬱になるような事態は、絶対に避けたいものです。

ご安心ください。この記事では、着物で一日中浅草を散策しても、朝の美しい仕上がりをキープするためのプロ級のメイク術を、基本から応用テクニックまで余すところなくご紹介いたします。もうメイク崩れを心配することなく、心から散策を楽しみ、いつでも自信を持って写真に写れる、そんな最高の一日を過ごすための準備を始めましょう。

2. 着物メイクが崩れやすい3つの理由

せっかくの着物姿、一日中美しくありたいもの。しかし、着物での浅草散策には、普段のメイクとは異なる崩れやすさの要因が潜んでおります。まずは、なぜ着物メイクが崩れやすいのか、その主な理由を3つ解説いたします。

理由1 普段より厚塗りになりがち

華やかな着物の柄や色に負けないよう、また写真映えを意識するあまり、ついファンデーションやコンシーラーを重ねてしまいがちです。しかし、普段よりも厚く塗られたベースメイクは、表情の動きについていけず、時間が経つにつれてヨレやひび割れを起こしやすくなります。特に、ほうれい線や目元などの動きやすい部分は、厚塗りをするとかえって崩れが目立つ原因となってしまいます。

理由2 慣れない着物と草履による汗

着物は帯で体を締め付け、肌襦袢や長襦袢など何枚も重ね着をするため、洋服に比べて熱がこもりやすくなっております。さらに、慣れない草履で石畳の多い浅草を歩き回ることで、普段以上に汗をかきやすくなります。汗と皮脂が混ざり合うと、ファンデーションが溶け出してしまい、テカリや「どろどろ崩れ」と呼ばれる状態を引き起こします。特に、額や小鼻の周り、首筋は汗の影響を受けやすい箇所と言えましょう。

理由3 浅草での食べ歩きによるメイク崩れ

浅草散策の醍醐味である食べ歩きは、実はメイク崩れの原因のひとつです。揚げまんじゅうやメンチカツ、団子などをいただく際に口元を拭ったり、飲み物のカップに口をつけたりすることで、特にリップメイクが落ちやすくなります。また、油分や湯気などが肌に付着することで、ファンデーションのよれやテカリを引き起こすこともあります。写真映えを意識するなら、食べ歩き前後のメイク直しは必須です。

原因具体的な状況影響が出やすいメイク
厚塗り着物に負けないように、写真映えを意識して濃いメイクになるベースメイク(ファンデーション、コンシーラー)
汗・皮脂着物の締め付けや重ね着、慣れない草履での歩行ベースメイク、アイメイク全般
摩擦・蒸れ食べ歩き、飲み物リップ、チーク、ベースメイク

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一日中崩れない着物メイクの基本 5つの掟

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