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冬の浅草観光完全ガイド!おすすめスポット・グルメ・イベントを徹底網羅

3. 冬だからこそ体験したい浅草の限定イベント

冬の浅草は、澄んだ空気のなかで歴史的な建造物が一層際立ち、この時期ならではの特別なイベントで賑わいます。年末から新年にかけて、江戸時代から続く伝統行事や幻想的な光の祭典が催され、訪れる人々を魅了します。普段とは違う厳かで華やかな浅草の表情を楽しめるのが、冬の観光の醍醐味です。

3.1 年末の風物詩 羽子板市(歳の市)

浅草寺の「歳の市」は、江戸時代から続く年末の恒例行事です。 なかでも年の瀬の風物詩として親しまれているのが「羽子板市」で、毎年12月17日から19日にかけて浅草寺の境内で開催されます。 境内には色鮮やかな羽子板を売る露店が数十軒も立ち並び、歌舞伎役者の絵柄や現代的なデザインの羽子板がずらりと並ぶ光景は圧巻です。羽子板は、女の子の誕生を祝う贈り物や、魔除け・厄除けの縁起物とされています。 購入が決まると威勢の良い手締めが打たれ、境内は活気に満ちあふれます。

開催期間場所時間
例年12月17日~19日浅草寺 境内9:00頃~19:30頃

3.2 浅草寺の初詣と年末年始の賑わい

都内最古のお寺である浅草寺は、日本有数の初詣スポットとしても知られ、正月三が日には毎年多くの参拝者で賑わいます。 大晦日の夜から元旦にかけては特に混雑し、新年を祝う人々の熱気で寒さを忘れるほどです。 雷門から続く仲見世通りは正月飾りで華やかに彩られ、お正月ならではの雰囲気を楽しめます。 境内は24時間開放されていますが、本堂の開堂時間は年末年始で特別になるため、事前に確認することをおすすめします。

日付時間
12月31日(大晦日)6:30~19:00
1月1日(元旦)0:00~20:00頃
1月2日・3日6:30~20:00頃

4. 寒い冬にこそ食べたい 浅草の絶品あったかグルメ

冬の浅草観光では、冷えた体を温めてくれる美味しいグルメが欠かせません。この章では、寒い季節にこそ味わいたい、浅草ならではの絶品あったかグルメをご紹介いたします。歴史ある老舗の味から、気軽に楽しめる食べ歩きの一品まで、心も体も満たされる食の魅力に触れてみてください。

4.1 老舗の味を堪能する天ぷら・うなぎ

浅草といえば、江戸前を代表する天ぷらやうなぎが有名です。ごま油で揚げた香ばしい天ぷらや、ふっくらと蒸しあげられた蒲焼は、冬の寒さを忘れさせてくれる逸品です。 伝統の技が光る老舗の店内で、ゆっくりと下町情緒あふれる食事の時間をご堪能ください。

料理店舗名特徴
天ぷら雷門 三定1837年創業の日本最古の天ぷら店といわれております。ごま油のみを使用して揚げる江戸前の天ぷらは、しっかりとした衣と香ばしさが特徴です。
天ぷら大黒家天麩羅丼の蓋が閉まらないほどの大きな海老天が4本のった天丼が名物です。創業以来継ぎ足されてきた甘辛く濃厚なタレが、多くの人々を魅了し続けております。
うなぎつるや厳選された国産うなぎを、長年継ぎ足されてきた秘伝のタレで仕上げる老舗です。 関東風にふっくらと蒸し上げたうな重は、口の中でとろけるような柔らかさです。

4.2 体の芯から温まるどぜう鍋

江戸時代から庶民に愛されてきた下町の味、どぜう鍋も冬にぴったりの名物料理です。 栄養価が高く、体の芯からじんわりと温まるため、冬の寒さで疲れた体を癒すのに最適です。 浅葱(あさつき)をたっぷりと乗せ、七味や山椒をかけていただくのが伝統的な楽しみ方です。

〇 駒形どぜう 本店

1801年創業の「駒形どぜう」は、江戸の風情がそのまま残る店内で、200年以上続く伝統の味を守り続けている名店として知られております。 炭火の上で熱せられた鉄鍋で供されるどぜう鍋は、見た目にも食欲をそそる一品です。

4.3 甘酒やおしるこでほっと一息

浅草寺の参道である仲見世通りを散策していると、甘酒やおしるこを提供するお店が目に入ります。麹の自然な甘さが広がる温かい甘酒は「飲む点滴」ともいわれ、旅の疲れを優しく癒してくれます。寒い屋外でいただく一杯は、格別の美味しさです。きびだんごで有名な「浅草きびだんご あづま」などでは、冬季に甘酒も楽しめます。

4.4 冬におすすめの食べ歩きスイーツ

浅草の魅力の一つが、気軽に楽しめる食べ歩きグルメです。 冬の季節には、心も体も温まるスイーツが特におすすめです。

  • 揚げまんじゅう: 浅草名物の揚げまんじゅうは、熱々をその場でいただくのが一番です。こしあんやごま、さつまいもなど様々な種類があり、お店ごとの味の違いを楽しむのも一興です。
  • 大学いも: 蜜がたっぷり絡んだ大学いもは、冬に人気の食べ歩きスイーツです。外はカリッと、中はホクホクとした食感と優しい甘さが、散策の合間の小腹を満たしてくれます。
  • たい焼き: 定番の和スイーツであるたい焼きも、焼きたての温かいものは冬のおやつに最適です。 あんこが尻尾までぎっしり詰まったたい焼きを片手に、浅草の街を歩いてみてはいかがでしょうか。

5. 冬の浅草観光を満喫するモデルコース

冬の浅草を最大限に楽しむための、具体的なモデルコースを2つ提案します。定番スポットを巡るコースと、夜景を楽しむデート向けのコースです。ご自身の目的や滞在時間に合わせて、旅の計画の参考にしてください。

5.1 日帰りで楽しむ王道観光コース

初めて冬の浅草を訪れる方や、定番スポットを効率よく巡りたい方におすすめのコースです。歴史的な建造物から下町情緒あふれる通りまで、浅草の魅力を一日で満喫できます。

時間スケジュール内容
10:00雷門から観光スタート浅草の象徴である雷門で記念撮影。仲見世通りで活気を感じながら浅草寺へ向かいます。
10:30浅草寺を参拝本堂で静かにお参りをします。冬の澄んだ空気の中、歴史ある建造物の荘厳な雰囲気を感じられます。
12:00浅草で温かい昼食ひさご通りや雷門通り周辺で、天ぷらやうなぎなど、体の温まる老舗の味を堪能します。
13:30浅草花やしき周辺を散策日本最古の遊園地のレトロな雰囲気を楽しみます。周辺の通りを歩くだけでも新しい発見があります。
15:00新仲見世商店街でお土産探しアーケードがあるため、天候を気にせず快適に買い物ができます。和雑貨や銘菓など、浅草ならではのお土産を探します。
16:30隅田公園から東京スカイツリーを眺める夕暮れ時の隅田川沿いを散策。冬は空気が澄んでいるため、東京スカイツリーの姿がより一層美しく見えます。

5.2 夜景とグルメを巡るデートコース

夕方から夜にかけての浅草を楽しむ、少し大人なデート向けのコースです。ライトアップされた幻想的な浅草と、下町グルメで特別な夜を過ごせます。

時間スケジュール内容
17:00ライトアップされた浅草寺日中の賑わいとは異なる、静かで幻想的な雰囲気に包まれた浅草寺を訪れます。ライトアップされた五重塔は必見です。
18:30ホッピー通り(煮込み通り)で夕食赤提灯が灯る賑やかな通りで、名物の煮込みや温かい料理を楽しみます。活気ある雰囲気で心も体も温まります。
20:00隅田川沿いを散策食後の散歩に、ライトアップされた東京スカイツリーや屋形船の明かりが美しい隅田川沿いを歩きます。ロマンチックな時間を過ごせます。
21:00浅草のバーで一休み落ち着いた雰囲気のバーで、温かいカクテルや好きなお酒を飲みながら、一日の思い出を語り合います。

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冬の浅草観光に役立つ情報 Q&A

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