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浅草の観光スポット完全ガイド|雷門から穴場まで厳選10選Part②

4. 知る人ぞ知る浅草の穴場スポット

4.1 今戸神社で縁結び祈願

浅草の北東部、隅田川沿いに佇む今戸神社は、「縁結びのパワースポット」として知られ、静かな境内で心落ち着く時間を過ごせます。今戸焼発祥の地としても有名で、招き猫の発祥伝説にもゆかりがあり、境内には大小さまざまな招き猫が置かれています。

恋愛成就や良縁を願う若者やカップル、観光客が多く訪れるものの、浅草寺や雷門ほどの混雑はなく、落ち着いた空気の中でゆっくりと参拝ができるのが魅力です。特に「縁結び招き猫守り」は限定アイテムとして人気で、参拝の記念にもぴったり。

4.2 隅田公園で隅田川とスカイツリーを一望

隅田川沿いに続く隅田公園は、春には桜の名所として有名ですが、実は季節を問わず楽しめる息抜きスポットとして地元の人々に親しまれています。木々の間からは東京スカイツリーが望め、川を行き交う水上バスや屋形船の風景も風情があります。

観光客でにぎわうエリアから少し離れており、朝の散歩や昼下がりのピクニックに最適。敷地内には東屋やベンチも多く設けられており、ゆったりとした時間を過ごしたい人にうってつけです。また、公園内には隅田川テラスへと続く遊歩道も伸びており、川沿いの散策コースとしてもおすすめです。

4.3 浅草文化観光センターからの絶景

雷門の真正面に建つ浅草文化観光センターは、観光案内所としてだけでなく、浅草の街を一望できる展望スポットとしても知られています。最上階の8階には無料で利用できる展望テラスがあり、真正面には浅草寺の本堂や五重塔、遠方には東京スカイツリーといった名所が広がります。

展望エリアにはテーブルやイスが設置されており、天気の良い日にはコーヒーなどを片手に浅草らしい風景を静かに味わうことができる

内部には多言語対応の観光資料や映像展示、地元の紹介コーナーも設けられており、初めて浅草を訪れる方にとっても立ち寄りやすい施設です。

4.4 花やしきで昔懐かしい遊園地気分

1853年創業、日本最古の遊園地として知られる「浅草花やしき」は、昭和レトロな雰囲気が残された風情あるスポットです。近年若者の間で再注目されており、昔ながらの遊具が並ぶ園内は大人にとっても懐かしく、ユニークな体験が待っています。

園内には、日本最古のローラーコースター「ローラーコースター」や、お化け屋敷、メリーゴーランドなどが点在しており、手づくり感の残るアトラクションが非日常感を演出します。また、四季折々にテーマを変えて小規模なイベントも開催されており、地元の子どもたちやファミリー層にも支持されています。

混雑しがちな浅草のなかでも、ローカルで懐かしい時間を過ごせる数少ない場所と言えます。入園だけでも楽しめるため、旅の合間にちょっとした隠れ家のような体験をしたい方にもおすすめです。

4.5 穴場スポット比較表

スポット名特徴おすすめの時間帯近隣施設・アクセス
今戸神社縁結びの神社、招き猫の発祥地として人気朝〜午前中浅草駅から徒歩約15分、隅田川沿い
隅田公園川沿いの憩いスポット、四季折々の表情あり朝〜夕方浅草駅から徒歩5分、水上バス乗り場近く
浅草文化観光センター展望テラスからのパノラマが人気、観光案内も充実午前中〜夕方雷門前すぐ、地下鉄出口隣
花やしき昭和の香り漂う遊園地、家族連れ・カップルにおすすめ昼〜夕方浅草寺裏手、徒歩3分

5. 季節ごとのイベントとおすすめの時期

5.1 春:隅田川の桜と桜まつり

春の浅草は、多くの観光客でにぎわう最も人気の高いシーズンです。特に隅田川沿いを彩る約1,000本の桜並木は絶景で、桜の開花にあわせて「隅田公園桜まつり」が開催されます。この祭りでは屋台が並び、夜には桜がライトアップされて幻想的な雰囲気に包まれます。

桜の花見スポットとしては、「吾妻橋」から「言問橋」までの川沿いがおすすめです。また、観光クルーズと合わせて桜を鑑賞できる水上バスも大変人気です。水面に映える桜と遠くにそびえる東京スカイツリーのコントラストは、まさに春ならではの風景です。

5.2 夏:隅田川花火大会

例年7月下旬の土曜日に開催される「隅田川花火大会」は、浅草を代表する夏の風物詩です。日本最古ともいわれるこの花火大会は、第一会場と第二会場の2つに分かれて行われ、合わせて20,000発以上の花火が打ち上げられます。

浴衣姿の人々でにぎわう中、浅草寺の境内や隅田公園など見晴らしの良い場所からの観覧がおすすめです。特にスカイツリーと花火の共演を収めようと、写真愛好家にも人気のイベントです。ただし、かなり早い時間から場所取りが必要になるほどの混雑となるため、公共交通機関の利用と時間に余裕をもった行動を心がけたいところです。

5.3 秋:浅草サンバカーニバル

毎年8月下旬から9月初旬にかけて開催される「浅草サンバカーニバル」は、東京随一の熱気を誇るイベントとして定着しています。このイベントでは、全国から集結したサンバチームが本場ブラジルさながらのリズムと衣装で浅草の街を練り歩きます

会場となる馬道通りや雷門通りでは大規模な観覧エリアが設けられ、まるで南米のカーニバルのような賑わいに包まれます。エネルギッシュなダンスと音楽に触れながら、浅草ならではの異文化融合を体感できるユニークなイベントです。

5.4 冬:歳の市と初詣の賑わい

冬の浅草では、年の瀬の風物詩である「羽子板市(歳の市)」が浅草寺境内で開催されます。例年12月17日から19日までの3日間にわたり行われ、色鮮やかで趣向を凝らした羽子板が露店に勢ぞろいし、正月を迎える準備をする人々でにぎわいます。

新年を迎えると、浅草寺は都内有数の初詣スポットに早変わり。三が日には国内外からの参拝客で混雑しますが、除夜の鐘を合図に年越し参拝を楽しむ人々の姿も浅草の風物詩です。冷たい空気のなかでいただく甘酒や、境内に立ち並ぶ正月屋台も来訪者の楽しみのひとつです。

季節主なイベント見どころおすすめスポット
隅田公園桜まつり桜のライトアップ、花見屋台隅田公園、吾妻橋、言問橋
隅田川花火大会約20,000発の花火、浴衣姿隅田公園、浅草寺、スカイツリー周辺
浅草サンバカーニバル本場仕込みのダンスと衣装馬道通り、雷門通り
羽子板市・初詣正月飾り、除夜の鐘浅草寺境内、仲見世通り

季節ごとに全く異なる表情を見せる浅草。それぞれの行事がこの街の暮らしや文化に根付いており、訪れるたびに新しい発見があります。訪問時期を選ぶひとつの指標として、これらのイベントは浅草観光の魅力をさらに色濃く楽しませてくれます。

都鳥について
1950年の創業以来、都鳥では一貫して本格的な芸者遊びをご提供してまいりました。
芸者歴55年以上の元芸者の女将がいるのは、浅草でも都鳥だけ。
本物の芸者文化を、どうぞ都鳥でご体験ください。

https://miyakodori-geisha.com/

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